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日刊食品通信
2016年3月4日

正田醤油11月期売上高222.6億円、4.9%増


つゆ・たれ類CVS・外食向け順調で7.3%増

  正田醤油の15年11月期決算(第105期)は、売上高222億6300万円、前期比4.9%増、営業利益は60.1%増の増収増益となった。業務用のつゆ・たれ類は好調に推移したが、醤油は家庭用などが減少した。経常利益は子会社の土地売却損などから18.5%減だった。関連会社9社を含めた連結は363億円ほどの売り上げ。

 正田  隆社長は業績結果について「売上高は引き続き醤油部門の家庭用が厳しい状況だが、つゆ・たれ類などOEM中心ながらコンビニ、外食産業など順調で7.3%増と寄与」したと説明。それぞれ部門売上は醤油53.2億円、1.8%減、出荷量4万6,093kl(生揚、自家消費含む)、0.8%減で金額で約1億円ほど減少、家庭用が減り、業務・加工用にシフトし単価が下がった。なお、1〜12月の生産は4万6,338kl、0.2%減となった。つゆ・たれ類は167.6億円、7.3%増だった。具体的には醤油部門が1Lパックはラベルをリニューアルし若年層のとり込むパッケージにしたが、少容量化への遅れなど苦戦し前年比で88.4%減少。ギフトも94%と割り込んだ。業務用はタンクローリー、18L容器など好調で出荷量300kl増加。

 販売の状況は家庭用の高付加価値商品が順調でギフトの生醤油、有機醤油などが健闘した。つゆ・たれは引き続き好調で7.4%増で売上に寄与し、ユーザー向けのOEMが中心だが コンビニ向けなど夏の前半が好調、後半まで順調に維持できた。

 

▼以下略

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