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2020年2月4日
1月の新ジャンル、4ヵ月ぶりに浮上
新製品と派生商品も底上げに貢献
本紙の推定によると、1月の大手4社ビール類販売は、前年同月比1%強のマイナスとなったようだ。マイナスは4ヵ月連続。カテゴリー別にはビールが2%強減少し4ヵ月連続のマイナス、発泡酒も11%強の減少で4ヵ月連続のマイナス。一方、新ジャンルは3%弱のプラスと4ヵ月ぶりに浮上した。
ビールはサッポロ「黒ラベル」、サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」「同〈香る〉エール」、キリン「クラシックラガー」、サッポロ「クラシック」「ラガー」などが、発泡酒はアサヒ「スタイルフリー」が、それぞれ伸長(スタイルフリーのみ金額ベース)。新ジャンルは「本麒麟」が4割増と依然急伸、サントリー「金麦」「同〈糖質75%オフ〉」「同〈ゴールド・ラガー〉」も揃って大きく伸ばした。また、サッポロ「麦とホップ」もエクステンション2品がけん引、キリン「のどごし〈ZERO〉」も伸長したほか、新製品のサッポロ「ゴールドスター」が43万箱と良いスタートを切ったようだ。
なお、昨年1月の販売数量(本紙推定)は、ビールが932万箱、新ジャンルが866万箱、発泡酒が277万箱、合計2,075万箱(いずれもビール大びん換算)だった。
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