ハウス食品グループ本社は28日、都内で「ハウス食品グループ業務用合同展示会」を開催、外食ユーザーを中心に約300名が来場した。

　合同展示会としては2018年２月以来、２回目の開催となる。記者説明会であいさつした、ハウス食品の藤村浩史専務取締役（写真中央）は「業務用マーケットは、食の外部化という大きな生活トレンドの変化で、全体としては右肩上がり。しかし、物流費、人件費の高騰、不安定な原料調達など経営全体の課題があり、決して順調ではない。外食は消費増税の影響を比較的軽度に乗り越えられたかと思うが、業態別にはまばらな状況」としたうえで、「展示会のテーマは、『おいしい！うれしい！新しい！』。“おいしい”は顧客満足の向上に貢献できる製品メニューの提案。“うれしい”は人手不足に対してオペレーションを省力化できる製品の提案。“新しい”は外食トレンドを意識した提案。この３点を合同で提案し、当社グループの新しい価値を感じていただきたい」と合同展示会の意義を語った。

　展示会には、①ハウス食品　②ギャバン　③ヴォークス・トレーディング　④ハウス食品グループ本社　⑤ハウスウェルネスフーズ　⑥マロニーの６社が集結。

▼以下略