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日刊食品通信
2020年1月21日

訪日外国人の菓子類購入、鈍化の兆し


19年金額3.4%増、10〜12月は12期振り前年割れ

 2019年の訪日外国人の菓子類購入金額は合計で1,806億7,300万円、前年比103.4%と前年を上回ったが、10〜12月期では447億4,647万円、99.9%と微減ながらも12期振りに前年を割った。購入金額は、観光庁「国籍別比費目別購入者単価」に日本政府観光局が発表した「訪日外客数」と購入率を掛け合わせて算出した。

 年間の購入金額をみると、購入率は68.2%と前年比で0.1ポイント(以下P)低下したが、購入者単価は8,808円で前年比で3.8P上昇。年間訪日外客数は3,188万2,100人、102.2%と増勢となったことで合計金額では前年を上回った。国別では、トップの中国が114.8%と2ケタ伸長、昨年2位の韓国は66.9%と大幅減少し3位へ、2位には台湾が103%となり浮上。中国、韓国、台湾、香港の東アジア4ヵ国のシェアは76.4%と前年に比べ3.4P下落した。

 

▼以下略

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