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2020年1月20日
12月のアイス2%増(本紙調)
4月からの累計は1%強前年度下回る
12月のアイスクリーム市場は、2%程度前年を上回った。天候には恵まれたが、近年市場をけん引してきた「冬アイス」が一服。昨年12月の実績は6%程度のマイナスだったため、前年を上回るものの市況は低調だったようだ。また、4〜12月累計では1%強前年度を下回って推移。過去最大だった前年度実績の更新は厳しい状況となった。12月の各社実績は次の通り。
ロッテは4%増。「雪見だいふく」が9%増で、期間限定商品の“ハートのいちご”が前期比6割増とヒット。このほか“バニラ”は8%減、“マルチ”は前年並み。「爽」は前年並みでうち“バニラ”は9%増。「クーリッシュは21%増でうち“バニラ”が21%増、“ベルギーチョコレート”が17%増。同シリーズは前年も20%増で推移しており、順調に配荷が広がっている。「モナ王」は8%減だが、“バニラ”は前年並みだったほか“宇治抹茶”6%増、“マルチ”3%増と好調で、マイナスはSFの発売時期がズレたため。「レディーボーデン」が16%増で“パイント”が6%増、“マルチ”が55%増。リニューアルした「ガーナ」が42%増。「バニラバー」が12%増。「ドール」が34%増。「ハーシー」が前年並み。
江崎グリコは13%増。「パピコ」が1%減で140円“チョココーヒー”は6%減。大人シリーズを含めるブランド計は30%減。「ジャイアントコーン」が43%増(大人シリーズ含む)。新商品が寄与した「アイスの実」が86%増。「パナップ」が18%増。「牧場しぼり」は7%減。マルチは350円+OP層が15%減、450円層が15%増、550円層は9%増でマルチトータルは前年並み。
▼以下略
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