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2019年12月23日
キリンBV、中計初年度は好発進(堀口社長)
ブランドごとに適切投資、「午後の紅茶」好調
キリンビバレッジの堀口英樹代表取締役社長(写真)は20日、都内本社で本紙のインタビューに応じ、2019年12月期を振り返った。
今期は“成長による利益の創出”を軸足とした19〜21年中計の初年度で、各ブランドへの適切な投資を徹底。「午後の紅茶」「ファイア」などで成果を挙げ、清涼飲料業界が5年ぶりのマイナス着地予想と苦しむ中、同社の1〜11月累計販売数量は前年比1%増と健闘している。堀口社長は「7月の天候不順、消費増税、大型PET製品の値上げなど、環境変化の激しい大変な年だったが、各ブランドの役割を明確にして的確な投資を行うことで、ブランドポートフォリオを強化できた。中計達成に向け、良いスタートが切れたと思う」と評価し、概要を次の通り述べた。
ブランド別=「午後の紅茶」は過去最高数量の更新が現実的なほど好調。特に新製品「ザ・マイスターズ ミルクティー」は、甘みのある基幹3品を卒業しそうになる消費者に向け、“微糖の紅茶”として新しく提案できたことが大きい。「ファイア」は、ニーズが高まるブラックに投資したことが奏功。リニューアルしたSOT缶はもちろん、後発でありながら支持されたパーソナルPET「ワンデイ ブラック」も貢献した。
▼以下略
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