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日刊食品通信
2016年2月15日

1月の流通菓子出荷、前年並み(本紙調)


バレン向けソリッド出荷が伸びず

 日刊経済通信社調べによる1月の流通菓子出荷実績は、合計で前年並みとなったようだ。ビスケット、チョコを中心とする“いちご関連商品”が12月に続き発売品の寄与で堅調なものの、バレンタインデー関連では最大販売月となる板中心にソリッド系が、値上げに伴う売価の上昇もあり前年水準まで達しなかったことの、2つの大きな増減要因が影響した。

 チョコレートは合計98%と推定。うちソリッド系は97%。板チョコは売価が引き上げられたことが響き90%前後にとどまったようだが、高カカオチョコレートは好調が続き2割以上の増勢に。ナッツ系は76%を低調な動き。依然として、特売の減少が響いている。チョコスナックは106%と定番品の好調が寄与。大袋も104%と堅調。バレンタインで、“シェア”訴求という新しい提案によりニーズが増えた。

 

 ビスケットは合計で102%。ソフトビスケットは102%。季節限定品が寄与。半生系108%、クラッカー系は前年並み。キャンディはトータル97%。うちハードキャンディは95%と低調、ボリュームの大きい「のど飴」の荷動きが上がらず全体に影響した。ソフトキャンディは99%。グミキャンディは104%、子どもグミは2ケタ伸長と好調が続く。スナック菓子は合計101%と推定。ポテト系は100%。生ポテトチップスは98%、成型ポテトチップス97%、シューストリング106%。コーン系は99%。小麦粉系98%、豆を含むその他は102%。チューインガムは合計97%と推定。うちデンタル系は102%と堅調。エチケット系94%、小粒板98%のマイナスが響く。

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