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日刊食品通信
2019年11月14日

加藤産業の前期、過去最高の経常利益達成


500億円超増収、海外事業続伸

 (大阪)加藤産業は12日、本社で前9月期決算会見を開いた(数値昨報)。加藤和弥社長(写真)は、「経常利益は125億円と、7年ぶりに最高益を更新した」など、大要次のように語った。

 「19年9月期は一応、増収・増益を達成した。増収の541億円のうち、200億円弱は海外のマレーシア事業の半期分が丸々オンしたことによる。残りが実質的な増収分で、これは前期比で2.5%〜3%程度となる。売上総利益、販管比・一般管理費ともほぼ横バイで、営業利益も同様。経常利益は125億円と過去最高益を更新したが、7年ぶりの更新であり、ようやくスタートラインに立った気分である。セグメント別でも、今回から独立させた海外事業(412億円)が92%増とマレーシアでの展開が大きく貢献し、利益面でものれんの償却負担も終わり、損失からはほぼ脱却した。常温流通、低温流通、酒類流通とすべてのセグメントで増収。常温、低温は経費アップも、増収でこれをカバー、利益は微減。酒類は取引基準の改正で利益が改善した部分の反動が数字にあらわれた。利益も減益。全体的には売上高、利益とも期首予想をクリアしており、ほぼほぼの内容で、平穏に送れた年であった」。

▼以下略

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