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2019年11月13日
10月飲料実績は2%増、台風でMW急増
コーヒーは高温で苦戦
清涼飲料市場の10月実績は、前年比2%増で着地した。全国的に気温が高く、止渇飲料は好調だった模様。一方でコーヒーは苦戦した。また、過去最大級とされた台風19号が来襲し、備蓄・支援を目的としたミネラルウォーターの需要が急増。一部のブランドは品薄状態となった。累計は1ポイント上昇して2%減。
コカ・コーラグループ=「ジョージア」はマイナスとなったようだが、ミネラルウォーターなどがプラスで、全体は3〜4%増で着地した模様。出荷調整中の「紅茶花伝 ロイヤルミルクティー」は、12月9日からCVSへの再導入が決まっている。累計3%減(本紙推計)。
サントリー=全体は2%増(累計1%減)。「天然水」は災害による需要増もあり14%増(4%減)、「BOSS」はショート缶が前年を下回り2%減(5%増)、「伊右衛門」は6%減(6%減)、「烏龍茶」は4%減(6%減)、「PEPSI」は8%減(1%増)、「グリーンダカラ」は麦茶が好調で19%増(13%増)。
アサヒ=全体は1%減(1%減)。「三ツ矢」は果汁系商品が寄与し2%増(2%減)、「ウィルキンソン」は本体等が好調で26%増(22%増)、「カルピス」はストレートが2%増(3%減)、コンクが15%増(1%減)、「ワンダ」は10%減(3%減)、「十六茶」は14%減(5%減)、「おいしい水」は5%減(18%減)、果汁は「バヤリース」が1%減(6%減)、「ウェルチ」が13%増(8%減)。
▼以下略
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