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10月の流通菓子出荷、2%増(本紙調)
台風19号上陸前にチョコ、ビスへ需要上がる
日刊経済通信社調べによる10月の流通菓子出荷実績は5カテゴリー合計(チョコレート、ビスケット、キャンディ、スナック菓子、チューインガム)で前年比102%となったようだ。上旬は全カテゴリーとも荷動きが低調だったが、12〜13日関東から東北へ上陸し北上した台風19号により、第2週(7〜13日)日の受注が1日前倒しとなったことと、関東・東北地区で流通からの在庫確保のために受注が上がったこと、さらに4週目以降は気温が下がったことでチョコレートの冬季限定品などが好調に推移するなどにより荷動きが活発化した。また、台風前の備蓄として、ソリッドタイプチョコ、ソフトビスケットなどが動いた半面、9月の秋季新商品は概ね苦戦が続いている。
カテゴリー別では、チョコレートはトータル104%と推定。うち、ソリッドチョコは108%、ハイカカオ・機能性チョコは110%。センターチョコは98%。チョコスナックは104%。ナッツ系は102%。小粒チョコ・子ども向けチョコ100%。大袋は98%。ビスケットはトータル102%と3ヵ月ぶりに前年を上回る。ハードビスケットは大袋が伸びて100%、ソフトビスケット・クッキーは106%、クラッカーは100%、半生は98%。キャンディはトータル97%。ハードキャンディは96%、うちのど飴は100%、ミルク系98%、フルーツ系90%。グミキャンディは98%、ソフトキャンディ98%、キャラメル94%。スナック菓子は合計100%。ポテト系は合計101%。生ポテトチップスは102%。成型は94%、シューストリング98%。コーン系は96%。コーンパフ98%、コーンチップス92%。小麦系100%、その他94%。ガムは合計92%。デンタル系96%、エチケット系92%、小粒板70%。
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