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2016年2月4日
サッポロ、日本初「糖質ゼロワイン」発売
機能系カテゴリーの潜在需要見込む
サッポロビールは3月29日から、日本初の糖質ゼロワイン「ボンヌサンテ糖質ゼロ」(赤・白)を発売する。2日には、本社オフィス(東京・渋谷区)で商品説明会を行った。
ワイン市場の二極化(付加価値品と低価格品)が進む中、付加価値品の中でも機能系に注目。ビール類では機能系商品のシェアが約20%あり、その中でも“ゼロ系”が急激に拡大。また、他の酒類でも“ゼロ系”が増加していることから、国産ワインにおいても健康志向の高い消費者からのニーズがあると見込み商品開発を行った。ワインの発酵条件を工夫し可能な限り糖が残らないようにすると同時に、複数の原酒や原料を最適にブレンドする、独自の「ゼロアッサンブラージュ製法」により“糖質ゼロの機能”と“ワインらしい味わい”を両立。糖質ゼロながらアルコール分は9%、日常的に様々な料理と合わせやすい軽やかな味わいとなっている。規格は甘味果実酒、税別参考小売価格600円。容器は720mlPETボトルを採用し、パッケージは情緒感を求めるワインユーザーのニーズに応え“糖質0”の表記は控えめ。販売計画は赤・白各2万5,000箱(720ml×12本換算)だが、これまでワインの採用が難しかったドラッグチェーンでの取り扱いが複数決定しているほか、首都圏・名古屋・大阪のSMとの商談も進んでおり、「オンリーワン商品として販売計画を超える実績も期待したい。ワイン売場での訴求、“ゼロ系”他酒類と合わせた訴求の両面で展開する予定」(同社)。
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