日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2019年10月9日

9月の流通菓子出荷、2%減(本紙調)


秋季新商品の出足は低調、定番品は堅調に

  日刊経済通信社推計による9月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前年同月比98%となったようだ。チョコレートを中心とした秋季商戦が始まったが、新商品は全般的に低調な出足で、定番品、ロングセラー商品がけん引役となっている。しかし、前半〜中旬にかけて気温が高かったことで、チョコ、ビスケットの荷動きが低調。さらに10月1日から始まった消費税率10%と食品等に適用される軽減税率で、当初、菓子類は大きな影響はないという見方が強かったが、9月新商品・リニューアル品については、最終週の24日発売品が予想外に低調。販売計画値比で60〜80%と苦戦している。

 カテゴリー別では、チョコレートがトータル100%と推定。うち、ソリッドチョコは100%、ハイカカオ、機能性チョコは106%。センターチョコは94%。チョコスナックは104%。ナッツ系は98%。小粒チョコ・子ども向けチョコ100%。大袋は102%。ビスケットはトータル92%と苦戦が続く。ハードビスケットは大袋の低調で90%、ソフトビスケット・クッキーは94%、クラッカーは92%、半生は90%。キャンディはトータル96%。ハードキャンディは98%、うちのど飴は100%、ミルク系100%、フルーツ系94%。グミキャンディは94%、ソフトキャンディ96%、キャラメル98%。スナック菓子は合計99%。ポテト系は合計100%。生ポテトチップスは102%。成型は98%、シューストリング100%。コーン系は98%。コーンパフ96%、コーンチップス100%。小麦系98%、その他96%。チューインガムは合計98%。デンタル系102%、エチケット系98%、小粒板90%。

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ