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日刊食品通信
2019年9月19日

セブンPG拡充、質の高い商品開発を継続


新レイアウト店展開は上方修正

  セブン−イレブン・ジャパンは18日、都内で「秋期商品展示会」を開催し、加盟店オーナー・従業員向けに下期の新商品や売り場政策等の提案を行った。会場内で会見した高橋広隆執行役員商品本部長は「圧倒的に差別化された“質”の高い商品開発と、加盟店の売上・利益向上に寄与できる行動計画を推進する」との方針を示した。

 上期は全面刷新した手巻きにぎりが前年同期比118.4%、チルド麺類148.0%、セブンプレミアムゴールド(7PG)135.9%、冷凍食品131.4%など、質を伴った商品で大きな成果を得た。下期は増税後に価格競争が起きる懸念から価値訴求を徹底し、7PGの拡充を一段と進める。「金のバターロール」「同ミルクアイス」「同ウインナー」「同バウムクーヘン」「同豚角煮」、ワインの「同ヨセミテ・ロード」などを発売予定で、順次品ぞろえを拡充していく。19年度中に同ブランドは約50品以上に広げる予定。差別化の観点では、チルドの「レンジ麺」で特許出願中の新容器を開発。麺とスープを分けて温めることができ、ストレートスープ(従来はゼラチン使用)の使用が可能になった。専用工場の優位性を活かしたセブンだからできる差別化の商品を展開する。加盟店の売上・利益向上に向けては、新レイアウト店の導入を約7,000店(計画約6,000店)に上方修正し、累計1万店以上に広げる。オープンケース(2本増)、冷凍ケース(1台増)、冷凍リーチイン(1本増)を増やし、冷食、惣菜などの品ぞろえを拡充。冷食では「きょうのおかず」シリーズを拡大、いずれも食器不用のトップシールトレーにすることで利便性をアップさせる。新型店では日販効果約1.7万円のうち、冷食は約2,300円と商品拡充の効果は大きいという。

▼以下略

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