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日刊食品通信
2019年7月18日

6月のアイス、5%減(本紙調)


梅雨寒続き「手の打ちようがない」

  6月のアイスクリーム販売実績は5%減で着地した。4-6月累計は前年並み。

 昨年の6月は西日本豪雨など天候不順が目立ち、下旬まで前年を下回って推移した。しかし、29日に関東甲信地方では初めての「6月の梅雨明け」となるなど最終週で大きく伸長。結果的に1%程度前年を上回った。それに対し、今6月は梅雨寒が継続。「さすがに手の打ちようがない」とする声も多く、積みあがった在庫と秋冬商品への備えを前に、一部では生産調整も検討されている。6月の各社実績は次の通り。

 ロッテは9%減。「クーリッシュ」が1%増で主力の“バニラ”は5%減。「爽」は10%減で“バニラ”も15%減。「モナ王」は10%減。「ガーナ」は3%減。「レディボーデン」は5%減。「雪見だいふく」は4%減。「ドール」は15%減。「ハーシー」は5%減。「バニラバー」は5%減。森永乳業は2%減。「パルム」はノベルティとマルチ併せて前年並み。“ストロベリームーン”がCVSに導入された「ピノ」は17%増。“ぐるぐるモウ”の食べ方提案を進める「モウ」は5%増。「蜜と雪」は反動で大幅減となった。江崎グリコは7%減。「パピコ」が1%増でうち“チョココーヒー”は前年並み。“ホワイトサワー”は6%減。「ジャイアントコーン」が3%減。「パナップ」はCM効果で2ケタ増。「牧場しぼり」は2ケタ減で“バニラ”が26%減と苦戦。「アイスの実」は6%増。「SUNAO」は16%減。セブンティーンアイスが7%減。マルチは350円層+OPが24%減、450円層が7%増、550円層が2%減でトータル6%減。


▼以下略

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