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日刊食品通信
2016年1月15日

15年のビール課税、19年ぶりのプラス


サントリー計、4年連続で記録更新

  国産ビールメーカー5社とビール酒造組合、発泡酒の税制を考える会が14日に発表した15年のビール類課税移出数量は、前年比99.5%の537万9,519klと11年連続のマイナスとなった。ビールが同100.1%と19年ぶりに前年を上回り、発泡酒も同100.3%と2年連続のプラスとなったが、新ジャンルが同98.3%と全体を押し下げた。カテゴリー構成比は、ビールが50.6%(前年50.2%)、発泡酒が14.5%(同14.4%)、新ジャンルは35.0%(同35.4%)だった。

 ビールは、大型新商品とする「ザ・モルツ」の発売でサントリービールが数量・率ともに最も増えたほか、4%強伸びた「一番搾り」のけん引でキリンビールが21年ぶりに増勢に転じ、「黒ラベル」が21年ぶりにプラスに転じたサッポロビールも2年ぶりに前年を上回るなど、4社がプラスとなった。

 

 発泡酒は、「プリン体0・糖質0」商品群の発売効果が前半で一巡、4社がマイナスとなったが機能系は総じて堅調、サッポロビールの2ケタ増もあってプラスを維持。新ジャンルは“0・0”など機能系商品が貢献し、「糖質ゼロ」の発売で「クリアアサヒ」が2ケタ増となったアサヒビールの2%強増を筆頭に4社が前年を堅持したものの、2年連続のマイナスとなった。「オールライト」の発売・拡大などで「のどごし」が2ケタ増となったキリンは5年ぶりのプラスだった。

▼以下略

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