日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2019年7月4日

5月清酒・本格焼酎課税、一転マイナスに


令和特需の反動減、一部プラス品目も

  日本酒造組合中央会によると、5月の課税移出数量は清酒が82.4%、本格焼酎が88.6%と2ケタ減だった。前年割れはともに2ヵ月ぶり。4月こそ新元号への移行や大型連休前の出荷増で久しぶりにプラスしたが、再びマイナストレンドに逆戻りしている。とはいえ、前月が高水準だった反動も含んでおり、実需動向を見極めるには6月以降の状況も考慮する必要がある。清酒の造り別はすべて減少ながら、純米吟醸酒のみほぼ横ばい。主産県では兵庫、京都、新潟のトップ3が2ケタ減。一方、本格焼酎の原料別は麦が苦戦したものの、さつまいもは107.1%と伸ばした。この状況を反映してか、都道府県別で大分、福岡などは2ケタ減ながら、宮崎は109.5%と拡大している。

 1〜5月累計は、清酒94.6%、本格焼酎95.6%。概数ベースではそれぞれ95.1%、97.4%と若干上昇する。(単位:Kl、前年比%)

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ