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2016年1月13日
ソリッドチョコ、ようやく回復基調
ブランド間で格差もサブブランドが底上げに
昨年7月に“棒上げ”を実施したソリッドチョコの主力品が回復基調をたどっている。メーカー間・ブランド間で若干差が出ているものの、12月単月では値上げを実施したブランドトータルで約90%弱まで回復している。7月の値上げ以降、10月まで60〜70%強と当初予想より回復が遅く、「年内は80%台までの回復は難しいのでは」との悲観的な見方が出ていたが、12月に入り荷動きが上向くとともに、サブブランドなどの投入もあり、ソリッドトータルでは90%弱まで回復したようだ。反面、アーモンド、マカダミアのナッツチョコは依然として60〜70%後半と苦戦。特売の大幅減が尾を引いている。
本紙調べによると12月単月で、明治はソリッドチョコトータルで前年比98%まで復調。板チョコでは「ミルクチョコレート」100%、「ブラック」97%、「ハイミルク」97%。好調なボックスタイプは「ミルクチョコ」138%、「ブラック」117%を引き続き高水準で、1月5日発売のバレンタイン向けパッケーが寄与したようだ。高機能チョコでは「チョコレート効果」はトータル91%。26枚ボックスは合計102%。「72%」132%、「86%」96%、「95%」111%と好調を持続している。
▼以下略
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