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2019年3月26日
旭酒造社長、国内外でブランド強化を推進
「山田錦コンテスト」初開催へ
(岩国)清酒「獺祭」醸造元である旭酒造の桜井一宏社長(写真)は、このほど本紙のインタビューに応じ、国内外における諸施策や来年初開催する「山田錦コンテスト」などについて語った。
前9月期の売上高は約140億円、前期比約110%だった。今上期(18年10月〜19年3月)は前年クリアで推移。うち、輸出事業が大幅な伸びを継続している。直近の2月単月は初めて海外向け(輸出+免税)の売上が国内を上回り、3月はさらに勢いが加速した模様。最大ウエートの中国がけん引しているが「主要国の1つである米国をはじめ各国でも商流・保管体制を見直すなど、様々な課題に取り組みながらさらなる成長を目指す」。なお、米国・ニューヨーク郊外に建設予定の酒蔵は、今夏前に着工し、製造開始は20年夏ころとなる見通し。
4月1日、従来の「獺祭50」を新たに「獺祭45」へ全面リニューアルする(本紙既報)。業界内でも注目を集めたが、「『獺祭』らしく最上の品質を追求した結果。そこまで特別なことだとは考えていない」とコメント。「『45』にグレードアップすることで、我々が理想とするおいしさに近づけると判断した。様々な面でスケールメリットを活かせる今の状況だからこそ可能な施策でもある。
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