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18年訪日外国人菓子類購入金額1,700億円超に
10〜12月期447億7,614万円、5.2%増
観光庁がまとめた2018年10〜12月期の訪日外国人消費動向調査から本紙が推計した訪日外国人の菓子類購入金額は合計で447億7,614万円、18年年間(1〜12月)では1,723億5,376万円となった。前年比は一部集計方法が変更となったため厳密には前期と一致しないが、参考値では10〜12月期で105.2%、年間では108.6%と8期連続の2ケタ増とはならなかったが1,700億円突破し、国内菓子生産実績(全日本菓子協会調べ・2017年小売金額ベース3兆3,898億円)と比較すると5.1%と前年に比べ0.4ポイント、142億8,276万円増加した。購入金額は、「国籍別費目別購入者単価」に日本政府観光局が発表した「訪日外客数」と購入率をかけ合わせて算出した。
10〜12月期の全体の購入率は68.3、前年同期に比べ0.9ポイントの上昇、購入者単価も8,488円、前年比100.7%の微増にとどまったが、10〜12月の訪日外客数は772万3,210人、103.1%増と9月の北海道胆振東部地震、台風24号の影響で10月は行楽地が影響を受けたものの、11、12月には回復し、プラスに転じた。
国別の購入金額は、アジア諸国では中国が143億5,215万円、98%。購入者単価が89.2%と大きく減少したことが響いた。韓国は87億9,977億円、91.5%。訪日数、購入率、購入者単価とも減少。台湾は76億7,575万円、122.2%。訪日数は96.7%にとどまったが、購入率、購入者単価とも2ケタ増が寄与した。香港は32億2,871万円、120.8%。訪日数、購入率とも減少だが購入者単価が122.8%に。香港は32億8,571万円、120.8%、タイ30億643万円、125.3%、マレーシア15億5,760万円、114.9%。
▼以下略
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