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2015年11月19日
ヌーボー解禁、料理と合わせた提案目立つ
輸入数量は55万箱程度か
今日19日、フランス・ボジョレ地区産新酒ワイン「ボージョレ・ヌーボー」の解禁日を迎えた(写真は2014年のもの)。ボジョレワイン委員会の発表によると、15年のボジョレ地区収穫量は前年比約20%減の約60万hl。一方ぶどうの出来は、「酸、果実味、タンニンのバランスが完璧で、ボジョレにとり、とても偉大なヴィンテージ」とのこと。量販店等のパンフレットには、“今世紀最高の出来”といった文字も並んでいる。
15年ボージョレ・ヌーボーの日本への輸入数量は55万箱(750ml換算、前年比8〜9%減)程度と推定される。市場の成長や為替・現地価格の影響を受け、低価格競争も落ち着きをみせており、大手量販店ではドン・キホーテが税別679円(750mlPETボトル)、西友が同870円(同)、イオンが同980円(同)など(各社フルボトルの最安値商品価格)。ビオやノンフィルター、ヴィエイユ・ヴィーニュなど高付加価値アイテムの訴求が一層高まり、ボージョレ・ヌーボー唯一の公式コンクール「トロフィー・リヨン・ボージョレ・ヌーヴォ」での最高金賞、金賞受賞歴を持つ生産者のヌーボーも多く見受けられた。
▼以下略
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