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日刊食品通信
2015年11月17日

10月の流通菓子出荷、2%増(本紙調)


冬季限定品が順調なスタート

  日刊経済通信社調べによる10月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前年比102%と推定。チョコレートでの冬季限定商品の本格発売、引き続き好調なグミなどの寄与、さらにハロウィン商品の一部10月出荷分が含まれるなど、市場全体としては堅調に推移した。冬季限定品が順調なスタートを切る一方で、9月発売の秋季新商品については荷動きがやや鈍化するなど、来年度の商品戦略に課題を残す結果となっている。

 チョコレートは合計で98%と推定。ソリッドは95%。7月値上げの板物は70〜80%台までに回復。値上げ対象でなかった300円ボックスは前月に続2ケタ伸長と好調。ナッツ系は65%。アーモンド、マカダミアのボックスタイプは特売頻度の減少が大きく影響。チョコスナックは108%。定番品が各社1ケタ後半から2ケタ伸長。大袋も一部ハロウィン商品とインバウンド向けなど110〜130%と好調。

 ビスケットは合計103%。クッキー・ビスケットは秋季商品の寄与と定番品の堅調で102〜105%と好調。半生ケーキも秋季商品と冬季商品の寄与で2ケタ弱の伸長と推定。クラッカーは前年並み。大袋は規格変更の影響もあり微減にとどまった模様。

 スナック菓子は合計102%。ポテト系は105%。袋物ポテトチップスは前年並み、成型ポテトは微増、カップ物のシューストリングなどが新製品寄与で全体を押し上げた。コーン系は98%。チップスはハロウィン向けなどが寄与し前年を上回るものの、パフが苦戦。小麦系も前年割れ。

 

▼以下略

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