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2015年11月13日
10月のアイス6%増(本紙調)
上期3%増、過去最高の14年上回るペース
10月のアイスクリーム市場は、6%程度前年を上回った。気温は例年より低かった(東京)ものの好天に恵まれ、各社の主力製品は2割以上伸長したものが目立つ。4〜10月累計でも3%増で推移しており、過去最高の売上高(4,369億円)を記録した2014年を上回る可能性が高まった。10月の各社実績は次の通り。
ロッテアイスは7%増。「雪見だいふく」が11%増。昨年CVS限定で発売された“ふじりんご”をカバーするアイテムがなかった「爽」は10%減。“完熟ぶどう”が浸透した「クーリッシュ」20%増、「モナ王」は15%増。“大人のひととき”が上乗せとなった「レディーボーデン」が39%増。「バニラバー」が14%増。160円の“アメリカンクッキーサンド”が上乗せとなった「ハーシー」が38%の大幅増。「ガーナ」が18%増。江崎グリコは10%増。「牧場しぼり」が10%増。商品の配荷・回転が上がった「アイスの実」が35%増。アソートが6%増となったもののシーズンフレーバーの発売時期がズレた「ジャイアントコーン」は前年並み。「パナップ」が30%増。マルチでは「ティエ」が10%増。森永乳業は10%増。“ベルベットショコラ”が上乗せとなった「ピノ」が40%増。「モウ」が4%増だが、昨年に森永製菓とのコラボ商品“ミルクココア”が数字を伸ばしており、好調を継続。“ダークショコラ”が純増となった「パルム」が25%増で、好調に伴い生産ラインを1.3倍に増強する(12日既報)。ハーゲンダッツが3%増。新商品のミニカップ“ラムレーズン”、マルチ“デザートセレクション”等の発売に刺激される形で定番品が好調。
▼以下略
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