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日刊食品通信
2015年11月12日

10月の飲料実績、好天寄与し2%増


  清涼飲料の10月飲料実績は、稼動日減となったが約2%増で着地した。週末を始め月間を通して好天に恵まれたことが寄与。

 カテゴリーでは、缶コーヒーはブランドによりばらつきがあるも、全体としては微減。天候の要因もあり、お茶飲料やミネラルウォーターが好調に推移。1〜10月の累計は1%増となった。主要メーカー別実績は以下の通り。

 コカ・コーラグループ=「綾鷹」はプラスとなったが、「コカ・コーラ」「アクエリアス」はマイナス。全体は1〜2%増(累計1%減・単累とも本紙推計)。

 サントリー=「BOSS」は185g缶がマイナスとなるも、「プレボス ブラック」「同 微糖」などボトル缶が大幅増で2%増(5%増)、「天然水」は小容量の伸びと「ヨーグリーナ」の寄与で14%増(14%増)、「伊右衛門」は1%増(1%減)、「グリーンダカラ」は13%増(2%増)となり全体では3%増(2%増)。

 アサヒ=「ワンダ」は「グランドワンダ」シリーズの販売好調などで7%増(3%増)、「十六茶」は「食事と一緒に」が2割増となり10%増(1%増)、ミネラルウォーターは17%増(14%増)、「三ツ矢」は3%減(4%減)となり全体では6%増(5%増)で着地した。

 

 カルピスブランドは、ストレート飲料が「カルピスウォーター」「ソーダ」など主力品が好調で6%増(6%増)、コンクが7%減(5%増)で全体は5%増(5%増)。

▼以下略

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