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日刊食品通信
2015年11月11日

大平新潟清酒会長「独自路線で進化目指す」


国内外で銘醸地の魅力をアピール

  新潟県酒造組合では、6月に大平俊治氏(写真・緑川酒造社長)が新会長に就任した。このほど本紙の取材に応じ、「14年間にわたり副会長として齋藤吉平前会長(麒麟山酒造会長)をサポートしてきた。今後も独自路線で県産酒の進化を図っていく」などと述べた。

 新潟は清酒の生産量で兵庫、京都に次ぐ全国3位で、特定名称酒に限ると1位の座にある。全国最多の約90蔵が切磋琢磨しており、自他共に認める地酒№1の存在といえる。基本方針について、大平会長は「自県で優れた原料米が豊富に調達できることに加え、全国唯一となる日本酒専門の醸造試験場や1984年に発足した新潟清酒学校などの機関により、品質向上や技術の伝承を図ってきた。2004年に始まった『にいがた酒の陣』も今では業界内外にとって欠かせない一大イベントに育っている。12年からは組合として海外のPRイベントに参加。昨年からは独自企画の試飲会等を香港で実施し、様々な角度から銘醸地であることをアピールしている」とした上で、「最近の市場では新潟以外の産地が脚光を浴びることが多いものの、過度に対抗する必要はないと考えている。新潟県産酒は派手さこそないものの、高品質、安全・安心、信頼のあるブランドとして、すでに全国レベルで市場に根付いている強みがある。

 

▼以下略

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