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2015年11月10日
三菱「ハイバリアPET」蔵元8社企画酒に採用
「JUNMAI SAKE」、イオンR一部店舗で先行販売
三菱樹脂は6日、バリア性を大幅に向上させたハイバリアPET ボトルが各地の蔵元が企画した「JUNMAI SAKE」シリーズ(写真)に採用されたと発表した。同シリーズは、11 月7日からイオンリテールの一部店舗で先行販売(店舗によって取扱いのない製品もある)され、順次販売先を拡大する予定。シリーズの銘柄は、賀茂泉、嘉美心、榮川、豊の秋、御前酒、天寿、吉乃川、萬歳楽。
PET ボトルは清涼飲料などの容器として広く利用されているものの、ガラスびんに比べてバリア性に劣り、内容物の劣化が懸念されるため、これまで日本酒への利用はごく一部の製品に限られていた。今回、採用された製品は、8つの蔵元で作られた純米酒を集め、PET ボトルの特長である持ち運びに便利な点はそのままに、シリーズ共通の黒を基調としたラベルと、新形状の角型ハイバリアPET ボトルの採用によって高級感のある容器に仕上げられており、年末年始のホームパーティーなどさまざまなシーンに合う製品となっている。なお、ハイバリアPET ボトルは、キリンビールが特許を有するDLC コーティング技術を用いたPET ボトルで、一般的なPET ボトルに比べ、酸素で約10 倍、炭酸ガスで約7倍、水蒸気で約5倍のバリア性を有している。
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