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日刊食品通信
2015年11月5日

1〜9月のガラスびん出荷、1.5%増


 日本ガラスびん協会によると、今年1〜9月のガラスびん出荷量は48億2,132万本、前年比1.5%増(トン数ベースでは85万438トン、2%増)となった。

 

 9月単月の全体出荷量が前年比5.2%増と順調に伸長したことや、食料びん、ビール中小びん、ウイスキーびん、飲料びんなどの増加が寄与した。種類別にみると、食料びん(単月2.2%増、以下同じ)が依然としてココナッツオイルなどの健康油、ジャーサラダ用の広口タイプびんの増加などにより堅調に伸長、ビール中小びん(1.1%増)がクラフトビール関連やプレミアム製品、新製品などの需要から2ケタ伸長を記録、ウイスキーびん(5.1%増)も引き続き需要好調を反映して2ケタ増を達成、その他洋雑酒びん(21.6%減)はいままで増加した貯金などの寄与で底堅く伸長したほか、飲料びん(16.7%増)もサイダー、ラムネの需要やリターナブルびんの投入などから堅調に増加した。また、累計では伸び悩んだものの、小びんドリンクびんが需要の持ち直しなどから単月で8.8%増、飲料ドリンクびんが定番品の需要などにより単月で9.5%増と伸長した。

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