日刊食品通信 記事詳細
バックナンバーへ
10月の流通菓子出荷、2%減(本紙調)
冬季限定品はスタート順調
日刊経済通信社調べによる10月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前年比98%となったようだ。秋季商戦スタートからほぼ1ヵ月を経過。各社新商品は計画値並み〜やや微減な一方で、冬季限定商品は健闘、洋酒系チョコレートは順調なスタートとなっている。ハイカカオ系は前年が高水準のため、本紙推定では苦戦しているものの、ヘビーユーザーを狙った大袋商品が寄与している。ハロウィン関連は前年並みだが、店頭での売れ残りも多かったようで、来年への課題となりそうだ。
カテゴリー別の出荷実績推定は、チョコレート合計では前年比98%と推定。ソリッド(無垢タイプ)は96%。うちハイカカオ94%、機能性関連98%と前年の高ベースが影響。センター98%、ナッツ系は104%と復調。チョコスナックは100%と回復。小粒系98%、大袋は新商品寄与で100%と伸長した。ビスケットは合計で100%。ハードビスケットは94%。ソフトビスケット・クッキーは102%、期間限定品がオン。クラッカーは100%、半生は98%と伸び悩んだ。キャンディは合計で104%。うちハードキャンディは104%、のど飴は102%、フルーツ系、ミルクタイプは低調。グミは104%。前月は「グミの日」などイベントや各社新商品寄与で好調に推移だったが、当月はやや一服感。ソフトキャンディ106%、キャラメルは106%と推定。スナック菓子は合計96%。ポテト系は合計94%、うちチップス96%、成型98%、シューストリング100%。コーン系は96%、うちコーンチップ102%、コーンパフ92%。小麦系98%、その他は92%。チューインガムは合計90%と推定。デンタル系は94%、エチケット系92%、小粒板ガム86%。
サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します
- お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
- 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。