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日刊食品通信
2018年10月15日

上期のアイス2%増、9月4%減(本紙調)


過去最高の前年を上回る

  上期(4〜9月)のアイスクリーム市場は、2%強前年を上回った(本紙調)。昨年度に過去最高の売り上げを記録したアイスクリーム市場だが、今上期も前年度を上回って推移。下期の拡販に全力をあげる。今期を月別にみると、4月6%増、5月7%減、6月1%減、7月7%増、8月6%増、9月4%減。早い梅雨明けと需要期の7・8月の猛暑で大幅に伸長したが、それ以外の月は曇天と降雨が続き、連続で被害をもたらした大型台風にも見舞われた。直近の9月は長雨が続き、残暑を期待した流通在庫も出番なく終了。9月の各社実績は次の通り。

 ロッテアイスは8%減。「爽」が前年並み、「クーリッシュ」7%増、「モナ王」は2%減、「雪見だいふく」が3%増、「レディーボーデン」が7%減、「ガーナ」が20%減、「バニラバー」が3%減、「ハーシー」が9%減。江崎グリコは7%減。「パピコ」が3%減で“大人シリーズ”を含めると6%減、「ジャイアントコーン」が前年並みで“大人シリーズ”を含めると10%減、「牧場しぼり」が14%減、「アイスの実」が12%増。「スナオ」15%増。マルチはトータル2%減で内訳は330円層とOP計で7%減、420円層が3%増、500円層は4%減。森永乳業は6%減。「ピノ」が前年並み、「パルム」が13%減、「モウ」が3%増。ハーゲンダッツは6%増。「ミニカップ」は新商品の「ストーリータイム」の導入が好調で12%増も主力6品は9%減。マルチ6%減。ワンハンド計は8%減。

▼以下略

 

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