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日刊食品通信
2018年8月9日

7月の飲料実績、記録的な猛暑で5%増


スポD・麦茶飲料が大幅な伸び

  清涼飲料市場の7月実績は、記録的な猛暑を背景に5%の大幅増で着地した。前年7月も7%増とベースが高かったが、関東での早い梅雨明けや、西日本でも豪雨以降全国的に“酷暑”が続いたことから、7月単月で過去最高数量を記録した。

 止渇性飲料が全般的に活発で、特にスポDや熱中症対策飲料、麦茶飲料などが2ケタ増と需要が集中。ミネラルウォーターも豪雨の影響によるニーズの高まりや猛暑で2ケタの伸び。炭酸飲料はブランドによりばらつき、コーヒーはPETが好調だったものの、SOT缶製品が苦戦しマイナス。稼働日は大半のメーカーで1日増。累計は1ポイントアップし3%増。清涼飲料全体で月間を通して需要が非常に高く、小売からの注文も急増。各社フル生産で対応しているものの、急激な天候の変化、また豪雨の影響などで物流面で支障が出ていることから、主力品への生産集中や出荷調整に踏み切っている。今後の天候も予測しづらく、「8月下旬頃までこの状況が続く見通し」(業界筋)。各社の7月実績は以下の通り。

 コカ・コーラ=「コカ・コーラ」「綾鷹」は好調だったが、「アクエリアス」「ジョージア」、ミネラルウォーターがマイナスとなり全体は微減(累計は1%増・本誌推計)。豪雨で広島県の工場が被災したことなども影響した模様。

▼以下略

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