日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2018年8月8日

日清製粉G「連携強化で総合力を最大化」


見目社長が新・長計を説明

 

 日清製粉グループ本社の見目信樹社長は6日、都内で行った夏季食糧記者懇談会で、新・長期ビジョンNNI" Compass for the Future"を説明する中、「各事業の連携を強め、総合力の最大化を図る」などとし、あらゆる場面でシナジー効果を追求していく考えを示した。

 冒頭、見目社長は増収微増益としている19年3月期の業績予想について、「前期は増収増益、過去最高の利益となったが、今期は広告宣伝費や研究費、人件費など、将来に向けた戦略コストを積極的に織り込むことで、増益率は下がる」と説明しながらも、「第一四半期は、増収増益。とくに利益は営業、経常、親会社株主に帰属する四半期純利益とも増益と順調」とコメント。

 また、「新しいステージに向け、総合力の発揮とモデルチェンジを実践していく」とするNNI"Compass for the Future"策定の経緯として、「NNI-120 Ⅱは3年を経過し、利益重視政策、コスト競争力の強化、積極的な戦略投資などで前期は過去最高利益。株主還元も積極的に進めたが、その一方で、売上高のオーガニック成長は鈍化し、将来の環境変化を見据えた取り組みが必要になっている」と説明。同時に、「あらゆる構造変化を事業機会に変えていくことが不可欠となっている」とした上で、「創業以来の価値観である"事業を通じた社会への貢献"を礎に、グループ総合力の最大化、既存事業のモデルチェンジと事業ポートフォリオの強化により、企業価値の極大化と持続的な循環成長を実現させる。目指す姿は、未来に向かって、健康を支え、食のインフラを担うグローバル展開企業だ」と語った。

▼以下略

 

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ