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日刊食品通信
2015年10月14日

東・名・阪の酒類商況


首都圏 前半の天候不順響き微減
 9月の首都圏酒類商況は、各卸数% 減〜プラスと開きがあったが、全体的には微減傾向。前半の天候不順が影響するなか、中盤以降の天気回復と共に巻き返した卸もみられた。
 ビールは、アサヒビールの「ドライプレミアム」のリニューアルやサントリービールの「ザ・モルツ」の発売もあり微減〜数% プラス。発泡酒は前年に糖質ゼロ・プリン体ゼロの新商品が一斉に発売された反動もあり約2割のマイナス。新ジャンルは、キリンビールの「夜のどごし」が寄与する場面が見られるも、全体的には数% マイナス〜微減が目立った。清酒は、白鶴酒造の「まる 辛口」や地酒系銘柄が健闘するも、3% 前後のマイナスも目立った。焼酎甲類は減少傾向が続く。焼酎乙類は数% 減〜前年並み。
 ワインはプラスの卸がみられるも、前年が15% 増と大きく増加したこともあり全体では微減と推定される。ウイスキーは2ケタ増〜2割前後のプラス。スタンダード商品が順調だったことに加えサントリースピリッツの「知多」、ニッカウヰスキーの「シングルモルト余市」「同宮城峡」が寄与した。RTD も2ケタペースで続伸。
 10 月のスタートは「良くない」との声も挙がっているが、ハロウィンに向けた商品や売り場・メニュー展開等による活性化が期待される。

中京 ビール類が前年をクリア
 (名古屋)中京の9月の酒類市場は、ビール類が小幅ながら前年をクリア。前年同月が天候不順で低調だったことも反映。

▼以下略

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