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日刊食品通信
2018年6月29日

山星屋、AI活用した菓子の販売提案


購入背景に即した独自指標で売り場づくりに生かす

 全国菓子卸の山星屋は、ビッグデータを活用したセグメントマーケティングで菓子の販売提案を行う。市場調査大手のマクロミルに委託し、全国2万5,784人にアンケートを実施。菓子を購入する頻度、購入する際に重視していること、年齢層などを収集。収集したデータは、富士通と協業したシステム「ARISTA商品属性抽出システム」により、山星屋の持つ商品マスターと富士通のAIを使った商品属性付与エンジンを使い全自動で分析し、菓子の購入背景に即した新たなカテゴリーを探る。

 分析したデータは、①新しいもの求め取り入れる「トレンド重視型」(全体の15%) ②自分よりも他の人の価値観を大切にする「他者評価重視型」(22.0%) ③社会とのかかわりと共感することを求める「つながり重視型」(16.5%) ④他の人よりも自分の価値観を重視する「自己評価重視型」(16.5%) ⑤時間、価格など自分なりの最適を求める「効率重視型」(13.3%) ⑥古きを良しとして変わらないことを好む「伝統・不変重視型」(16.7%)-の6つのセングメントに分類。購買者の食シーンなど購入背景に即した独自の指標を持つことで、商品の選定基準が明確になり、より購入者への理解を深めた売り場づくりを実現する。

▼以下略

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