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日刊食品通信
2015年10月6日

15年1~9月飲料用PET生産、2.6%増


 本紙が調査した今年1~9月の飲料用PET ボトル生産量(小型+大型)は、10 億9,690 万箱、前年比2.6% 増の見込みとなった。

  容量別では、小型PET ボトルが5億6,540 万箱、前年比2% 増、大型が5億3,150 万箱、3.1% 増と双方とも伸長の見通し。

  増加したのは、①今年2、3月は前年の増税仮需の反動でマイナス(5% ほど)となったが4~6月までは伸長率に格差があるもののプラスで推移 ②最盛期の7、8月はいずれも前年実績がマイナスだったが、7 月はその反動や早い梅雨明けと後半の猛暑などにより前年比3.9% 増とプラスを達成、しかし8月は後半の天候不順(低温・雨)が大きく祟って2.5% 減とマイナス ③9月は前年の実績が減産で対応(11.7% の大幅減)したため、その反動で13.5% 増と大幅に調製された ④種類別では、全体の約82% を占める主力4品目の茶系飲料(構成比33. 8%)、ミネラルウォーター(同20.3%)、炭酸飲料(同17.8%)、スポーツドリンク(各種健康飲料含む、以下同じ)(同10.7%)がいずれもプラスになったなど。

 

  具体的に種類別生産量をみると、茶系飲料は3億7,110 万箱(前年比2.4% 増)、ミネラルウォーターは2億2,220 万箱(7.6% 増)、炭酸飲料は1億9,490 万箱(5.3% 増)、スポーツドリンクは1億1,750 万箱(0.2% 増)になったほか、コーヒー飲料が5,740 万箱(4.7% 増) が伸長の見込み。このほかの紅茶飲料、果実飲料、野菜系飲料などはマイナスと低迷した。

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