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日刊食品通信
2015年10月5日

ノンアルビール、増勢を維持


機能性・トクホが寄与

 本紙が推定した1〜9月のアルコール0.00%ビール風味飲料(ノンアルコールビール)販売実績は、国産ビールメーカー大手4社計で前年同期比105.9%の約1,303万箱(ビール大びん換算)となった。既存ブランドは2ケタ増となった「アサヒ ドライゼロ」シリーズ計を除きマイナスだったが、機能性表示食品の「キリン パーフェクトフリー」「アサヒスタイルバランス」と、特定保健用食品の「サッポロプラス」が全体を押し上げた。3品の合計販売数量は108万箱で全体の8.3%、社別では3社がプラスだった。

 

 一方、9月実績は4社計で前年同月比100.3%の約146万箱。ブランドでは「ドライゼロ」シリーズ計が、社別では2社がプラスだった。なお、対ビール類比率は累計、単月ともに4.3%だった。

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