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日刊食品通信
2015年10月2日

9月のビール類販売、微増


ビール、新J新製品が底上げ

 本紙が推定した9月のビール類販売実績は、国産メーカー大手4社計で前年同月比100.4%となった。プラスは3ヵ月ぶりで、「サントリー ザ・モルツ」や「キリン 夜のどごし」といった新製品の発売が寄与し、前半の天候不順によるマイナスから底上げした。

 ビールは同105.6%、2ヵ月連続のプラス。新ジャンルは同100.5%、3ヵ月ぶりのプラス。発泡酒は同86.3%、3ヵ月連続のマイナスだった。構成比はビールが48.4%(前年同月46%)、新ジャンルが36.8%(同36.8%)、発泡酒は14.8%(同17.3%)だった。

 

 一方、1〜9月累計は3カテゴリー計で前年同期比98.6%の3億381万箱(ビール大びん換算)と8月時点より0.3ポイント改善した。内訳はビールが99.1%(8月時点98.4%)、1億5,107万箱、新ジャンルが96%(同95.5%)、1億805万箱、発泡酒は103.1%(105.7%)、4,470万箱。構成比はビールが49.7%(前年同期49.4%)、新ジャンルが35.6%(同36.5%)、発泡酒は14.7%(同14.1%)だった。

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