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2018年6月8日
キッコーマン・フーズ社、設立45周年
茂木友三郎会長「今後もグローバル化進める」
(米国・ウィスコンシン発)キッコーマンは、「キッコーマン・フーズ社45周年記念プレスツアー」を開催。7日(現地時間)にツアー参加記者を招き、茂木友三郎取締役名誉会長取締役会議長(写真)など同社役員との懇談会を実施した。
冒頭、あいさつを行った茂木名誉会長は、懇談会が行われたウィスコンシン州について「戦後最初の海外生産拠点を設立した場所」とし、ウィスコンシンに拠点を設立した経緯について触れつつ、「“全米にしょうゆを運ぶのに便利”“しょうゆの原料である大豆小麦食塩の入手がしやすい”“労働力の質が良い”“地域社会が友好的、犯罪が少ない”といった理由から工場を設立。工場を作ることでブランドのプレゼンスが高まり、しょうゆが浸透した」などと語った。
また、ウィスコンシン工場設立後の海外展開経緯についても説明を行い、「現在、7つの海外生産拠点を設け、100ヵ国以上でしょうゆを販売している。売上高は約6割、営業利益は約7割が海外となっており、食品会社としてはグローバル比率が高いものとなっている」などと述べた。
現在、同社のしょうゆはアメリカ市場で安定的な成長を見せており、ヨーロッパについても高い水準で成長を続けている。これについて茂木名誉会長は「今後についてもグローバル化を進めていく」などと語った。
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