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日刊食品通信
2018年6月6日

AGF品田社長「今期は成長性と生産性が軸」


スティック、家庭外飲用で攻勢

 味の素AGFは5日、東京・帝国ホテルで今3月期の事業方針説明会を開催し、品田英明代表取締役社長(写真)が、「“成長性の回復”と“生産性の向上”を軸に、スティックコーヒーや家庭外飲用コーヒーを伸ばす」計画を明らかにした。前期は減収減益となっており、今期は売上高1,000億円台、事業利益60億円台への返り咲きを狙う。

  前期業績=売上高は前年比7%減の965億円、事業利益は17%減の59億円。スティックや、「プロフェッショナル」など家庭外飲用が伸びたものの、家庭用全体が価格競争のもとで停滞した。他社の低価格戦略は下期に加速したが、価格競争を極力避ける方針だった。一方でESG目標は、クレーム件数26%減、総労働時間が2,000時間を切るなど順調に推移した。

 今期計画=売上高は5%増の1,008億円、事業利益は10%増の65億円を目指す。スティックは2ケタ増を計画し、最大の目標に位置付ける。“製品の多様性”“ベネフィットの普遍性”“飲用機会の多面性”をいずれも満たすような開発、マーケティングを進める。味の素社の技術も活用した新製品などを発売する予定。主力工場のAGF鈴鹿には16億8,000万円を投じ、新ラインを9月に稼働する。家庭外飲用はパートナーとの協働を進め、2ケタ増を計画。また、活況な500mlPETボトルコーヒー市場には、「ブレンディ タグゴー」2品で参入する。

▼以下略

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