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日刊食品通信
2015年10月1日

国内市場の日本ワイン構成比3.5%(国税庁)


 国税庁調べの「果実酒製造業の概況(平成26年度調査分)」がこのほど発表されたが(関連別掲)、これに基づき国税庁が推計した「平成25年度 国内市場におけるワインの流通量の構成比(推計値)」によると、国内市場における日本ワイン流通量は、ワイン全体の3.5%となった。

 平成26年10月1日現在において果実酒の製造免許を有する者、およびそれと資本関係にある果実酒の販売担当会社を対象に行った同調査によると、回答者178者が対象期間に販売したワイン(国内分)の数量は11万9,222kl。うち国産原料ぶどうのみを使用した日本ワインの販売数量は1万4,039klで、ワイン(国内分)全体の11.8%だった。これを基に、国税庁統計年報書の課税数量比などと合わせ算出すると、平成25年度の国内市場における日本ワイン流通量は、全体の3.5%であると推計される。

 

 これまで、国内市場における日本ワイン市場規模に関する省庁等発表のデータはほとんどなかったが、今回の調査によって、推計値ながらも具体的な数値が示された。

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