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日刊食品通信
2015年9月29日

8月外食市場3.2%増、2ヵ月連続増加


ファーストフード4.1%増、ファミレス3.6%増

  日本フードサービス協会調べによる8月の外食産業売上高は、対前年比3.2%増と2ヵ月連続で前年を上回った。8月は、多くの地域で猛暑に見舞われた上旬を中心に夏休み需要が堅調に推移。中旬以降は前線や台風の影響で客足が少し鈍ったものの、引き続き客単価が上昇した。業態別は次の通り。

 ファーストフード=全体売上高4.1%増。うち、洋風は、夏休みのファミリー需要を捉えて好調だったほか、鶏肉問題等の影響が徐々に薄らぎ、売り上げは5.7%増と回復した。和風は、新メニューの投入やテレビCM等の販促が奏功し、売り上げは10.3%増。麺類も、夏メニューやメディア露出などで売り上げは4.6%増。持ち帰り米飯・回転寿司は、店舗数減少(1.2%減)と中旬以降の天候不順などが影響し、売り上げは0.8%減。その他は、「カレー」は販促が奏功し引き続き好調の一方、「アイスクリーム」が後半の気温低下等により振わず、客数と売り上げが前年を下回った。

 ファミリーレストラン=3.6%増と28ヵ月連続増加。月後半は前線や台風の影響で客数は伸び悩んだが、堅調な客単価に支えられ、全業種で売り上げが前年を上回った。特に焼き肉は、夏休みのファミリー需要を捉え、売り上げは7.2%増加。

 パブ・居酒屋=7.5%減。「パブ・ビアホール」は、ビアガーデン等で後半の天候不順が影響したところもあったが、上旬の好天や販促イベントにより売り上げは0.7%増。「居酒屋」は、引き続き店舗削減により、客数(8.3%減)と売り上げ(9.5%減)は前年を下回った。

 

▼以下略

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