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日刊食品通信
2015年9月28日

ダイドー、トルコの飲料製造会社を買収


中東エリアでの事業展開の柱に

 (大阪)ダイドードリンコは、トルコ共和国の大手食品グループYildiz Holding A.S.(以下ユルドゥズ社)が保有する飲料製造子会社3社の株式の90%を取得し、子会社化する。投資額は約133億円。ユルドゥズ社はビスケット事業で世界第3位、チョコレート事業第10位のトルコ最大の食品グループで、チョコレートのウルケル、ゴディバや、マクビティを展開するユナイテッドビスケッツを傘下に持つ。

 

 今回、買収の対象となる飲料製造子会社は炭酸清涼飲料とミネラルウォーター製造の「Della Gida Sanayi ve Ticaret A.S.」、スパークリングミネラルウォーター製造の「Bahar Su Sanayi ve Ticaret A.S.」、フルーツジュース製造の「Ilk Mevsim Meyve Sulari Pazarlama A.S.」の3社で、トルコ国内ではレモンライムフレーバーの炭酸飲料でトップブランドの「Camlica」をはじめ8ブランドを取得する。当面は既存ブランドを販売しつつ、中長期的には缶コーヒーや茶系飲料、エナジードリンクなどダイドーの製品ラインナップを加えていく考え。ユルドゥズ社が引き続き10%の株式を所有することから、同社の強固な販売網を活用していく。

▼以下略

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