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日刊食品通信
2018年5月7日

伊藤忠食品岡本新社長、抱負を語る


「自社でイニシアチブ発揮を」

  伊藤忠食品は18年3月期決算説明会を1日東京、2日大阪で開き、4月1日付で就任した岡本 均社長執行役員(写真)らが出席した(決算数値は2日付既報)。

 岡本新社長は冒頭に就任の抱負、また質疑応答で課題等について、「当社は食品流通卸の中でのランキングはやや物足りないポジションにあるが、商品開発や新事業などにもチャレンジし、新たな側面を発揮していく。また、伊藤忠商事では繊維畑を歩んできたが、食品流通と繊維との違いがあるとすれば、食品はすぐに消費してしまうので、たんす在庫がないことだろうか。さらに業務としては小売流通とメーカーとの潤滑油的な役割であり、イニシアチブを取ることは皆無である。会社として小じっかり、しっかりと売り上げを作ることはできるが、収益面含め限定的である。将来的には自社でイニシアチブがとれるような動きができればと思う。伊藤忠商事との関連では、先にユニー・ファミマHDの子会社化のニュースがあったが、これらを含め、金融・ファイナンス関連や周辺ビジネスで活用できるところがあればフル活用したい。ただ当社は独立会社で独自性を伸ばすことはもちろん、歴史的・伝統的に伊藤忠グループとは離れたポジションの顧客やユーザーも多いのが特徴でもあり、同グループの手駒に使われる気はない」などと語った。

▼以下略

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