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中国など東アジア4国で構成比8割超に
1〜3月訪日外国人菓子購入額18%増(本紙推計)
観光庁がまとめた2018年1〜3月の訪日外国人消費動向調査から本紙が推計した、菓子購入金額は、合計で435億3,833万円、前期比117.7%と4期連続の2ケタ増となった。国籍別の菓子類購入金額は中国が前期に続き2ケタ増となりトップに、2位韓国は3割弱伸長、3位台湾も3割弱伸長するなど東アジアからの訪日客の購入増が目立った。なお、購入金額は、「国籍別費目別購入者単価」に日本政府観光局(JNTO)が発表した「訪日外客数」と購入率を掛け合わせて算出した。
それによると、中国は149億240万円、114.7%。購入者単価は微増だったものの、訪日人数が117.9%伸長したことが大きく寄与。韓国は101億2,615万円、127.4%。購入者単価が276円増、訪日数124.4%と大幅に伸長。台湾は73億5,896万円、127.0%。香港28億6,455万円、107.8%と東アジア4国で全体の8割を超えた。
東南アジアも一部で減少がみられたものの、15%〜2倍増。タイは25億2,843万円、15.6%減、ベトナム7億8,003万円、110.2%、シンガポール4億5,332万円、126.1%、マレーシア6億2,345万円、125.0%、フィリピン5億38万円、115.0%増、インドネシア4億8,408万円、158.1%。
欧米は3国が前期比割れ。アメリカ9億54万円、101.6%、オーストラリア3億1,194万円、90.4%、カナダ1億5,109万円、94.0%、フランス1億6,680万円、104.7%、イギリス2億1,158万円、131.8%、ロシア1億4,899万円、150.7%、ドイツ1億2,842万円、169.1%、スペイン2,961万円、62.2%増、イタリア1億4,590万円、269.7%。
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