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日刊食品通信
2015年9月17日

日水物流、大阪舞洲物流センターを新設


来年4月開業、投資金額72億円見込む

 日本水産は16日、子会社の日水物流が2016年4月に開業を予定している「大阪舞洲(まいしま)物流センター」の詳細を発表。投資金額は総額72億円を見込んでいる。

 同センターは、日水物流が蓄積してきた通関・ピッキング・運送といった周辺業務も含めた冷蔵サプライチェーンの運営ノウハウを生かし、輸入冷凍・冷蔵貨物の保管や量販店等の物流センター業務の受託を行う、汎用型営業冷蔵倉庫を目指す。昨今の冷蔵倉庫の必須課題であるフードディフェンス対策および地震対策を講じ、貨物の安全・安心を確保する。また、将来的には、ユーザーのさらなる要請に応えられるよう、第二期工事も視野に入れている。同センターの稼働により日水物流の関西地区における設備の増設と事業基盤の安定化を図り、同地区でのニッスイグループの冷蔵物流事業の拡大を目指す。

 建設地の舞洲は、国が国際コンテナ戦略港に指定した「阪神港」の中枢である大阪港北港に位置する。阪神高速湾岸線「湾岸舞洲IC」から1.6㎞と大阪市内へのアクセスも良好。フードディフェンス対策として、顔認証システムにより倉庫への出入りを24時間監視し、約30台のセキュリティカメラが死角なく敷地内の映像を記録する。海溝型地震発生の場合でも津波の進入を許さない充分な地盤高を確保し、建物にはRC免震構造を採用。また、非常用電源を屋上に確保して、有事の際も人命・貨物品質・各種データを保持、バックアップのデータセンターは他地域に配置してリスクヘッジする。

 

▼以下略

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