８月の発酵乳販売実績は６%増となった。ドリンクタイプが17%増と引き続き市場を牽引したほか、プレーンタイプは、値ごろ感やグラノーラなどと合わせた食べ方が支持を得たことで７%増と継続して伸びをみせた。カテゴリー別では、ドリンクは17%増、ハードは９%増、ソフトは５%減、プレーンは７%増となった。

　明治は約10%増。「ブルガリア」は５%増。このうち「プレーン」は約10%増、４連は前年割れ、「テトラトップ900」は２ケタ伸長。「同480」は「450」と合算で２ケタ増。プロバイオ系ドリンクは15%増。「LG21」は「ドリンク」「ハード」ともに前年割れ。「R−1」は「ハード」が微減、「ドリンク」は２ケタ増となった。「PA−3」は前月から横ばい。ハードは５%増、ソフトは４%減、プレーンは約10%増、ドリンクは18%増。

　雪印メグミルクは10%増。「恵」ブランドはプレーンは10%増。このうちスタンダードは約10%増、脂肪ゼロは約20%増。「ガセリ」３個トータルでは、機能表示効果もあり1.6倍。ガセリドリンクタイプも1.4倍。４Pは２%増。「牧場の朝」は８%増、「毎日骨太」は前年並み、「Fe」は３%増。

　森永乳業は前年並み。「ビヒダス」プレーンは生産調整を行った影響もあり前年割れ。4Pは10%増と継続伸長。アロエ群は前年割れ。「ドリンク」は６%増。「パルテノ」はギリシャ風ヨーグルト市場の広がりと、新アイテムが増えたことから２倍となった。「ラクトフェリン」は25%増。