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日刊食品通信
2015年9月15日

タイ産パイン缶、不作で原料高騰


旱魃で冬実生産は遅れる見込み

 パインアップル缶詰市場は、最大供給国タイの不作で原料が高騰。夏実は過去最高値を記録するなど暴騰した。さらにエルニーニョの影響で旱魃が発生したことで、冬実の生産は大幅に遅れそうだ。有力ブランド筋によれば、昨2014年冬実は不作によりスタートが大幅に遅れたうえ、期間中の原料供給量は、例年の1/2〜1/3という大減産での推移となった。この影響で原料価格は9バーツ(B)/Kgを越え、過去最高値の更新が続いた。2015年夏実シーズンに入っても大きな改善は見られず、通常原料が豊富に出てくる4月中旬のソンクラ連休(タイ正月・水掛祭り)前も例年の2/3に留まり、以降も1/2〜2/3程度で推移。価格は10B/Kgを突破し、高値は11B台を付けた。

 その後、5月後半から生鮮向け原料の加工用への入荷が始まり、一時的に量が増加したことでフル生産の7割程度まで回復した。

 

▼以下略

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