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2018年4月2日
セブンの17年下期、既存店売上上向き
Pアイス17%増、スープ惣菜19%増
セブン-イレブン・ジャパンは3月30日、東京ビッグサイトで加盟店向け「18年春期商品展示会」を開いた。会場での会見で石橋誠一郎取締役執行役員商品本部長は商品政策などについて、「17年下期政策の検証では、既存店売上が10月、11月と連続で減少したが、客数を増やす施策を行ったことで、12月、1月、2月と上向き、3月も100.4%としている。12月以降は競合がマイナスで、セブンとの格差が広がっている。特に1月22日の関東での記録的な大雪以降はデイリーが大きく伸長し、加盟店へのチャージ1%減額の後押しや2万店達成セール等も寄与し、拡大均衡にある。商品では、専用工場だからできるおいしさ+安全・安心・健康を打ち出し、美味しいのは当たり前の『新しい価値』を作り出してきた。専用工場数は164拠点あり、専用工場比率も92.7%に達している(運営企業=味の素社、東洋水産、エスビー、ハウス、森永乳業、カルビーほか)。
数字面では注力したチルド弁当が107.5%、スープ惣菜116.8%、グラタン・ドリアは専用一環ラインでの製造やすりおろしチーズを使ったことなどで106.5%、プレミアムアイスもマカロンほか好調で116.8%と高い伸びをみせた。また、トップライン(売上)・ボトムライン(利益)を上げる施策を推進。18年春期商品でも、健康訴求商品(厳選米おにぎりほか)やうどん全面刷新(冷しうどんを全面刷新、日清製粉の特許製法による原料や全国15の専用工場の新たな設備を導入するなどで「つるみ」「もっちり」感を出したストレートめんを使用)、スイーツもフローズン、チルド、常温とあらゆる温度帯を持つ強みがある。
▼以下略
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